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チャレンジドフォーラム in Saga が開催されました

 平成21年11月7日、今年で6回目となるチャレンジドフォーラム in SAGAが開催されました。佐賀フォーラム

 衛藤せいいち参議院議員と福岡たかまろ前衆議院議員は、「どんなしょうがい・難病であっても地域で暮らしたい」をテーマにしているチャレンジドフォーラムでは欠くことのできない大事な論客です。
 今回は政権が変わったことを受けて、民主党の園田康博衆議院議員の参加も得て、障害者自立支援法がどのようになっていくのかを情報発信していただきました。

 司会進行をした富吉賢太郎佐賀新聞論説委員長は、障害者の地域生活に伴い現場でおきている様々な出来事をコラムで情報発信しておられ、ご自身が執筆された二つのコラムを紹介するなど、すばらしい司会進行をされました。
 その中には障害者自立支援法で「工賃」というのは、「安いままでいい」というイメージがあることから「給料」と呼ぶべきだといわれたことには、表現に厳しい論説委員長としての確かな発想を感じました。

 以下は、テーマごとに園田さんと衛藤さんが発言された内容をかいつまんで整理しました。
園田さんの誠実なお人柄と、衛藤先生の障害者のお話をされるときの優しさあふれる発言、そして、障害者自立支援法の改正案で掲げていた緊急の課題解決に向けた熱意がとても印象的なフォーラムでした。

1 「障害者が地域で生きる」について
(園田) 生まれ育ったところで生活するのが人間にとって一番安心できる。その当たり前のことを実現するため、地域の理解を進める取り組みを国の政策にも活かして生きたい。

(衛藤) 見た目にはわからないが、父親が戦争で大きな傷を負った傷痍軍人だったし、父の友人の子にダウン症の「のりちゃん」がいて、そのお父さんが親なき後を涙ながらに話していたことが自分にとって大きなインパクトとなっている。
 自分が市会議員のころ、通所授産に通い箱折の仕事をしている障害者とデパートに出かけたとき、自分の折った箱をみて、「自分たちが作った箱だよ」と喜んでいる姿をみて涙が出た。父親から受けたものやそのときの感動が、自助・互助・公助を基本とし、共生と自立を目指した「障害者自立支援法」を成立させたいという原動力になった。
 昔の人は障害者を同じ人間又はそれ以上の存在として「福をもった子」という考え方をもっていた。一緒にいて有難く考えていたのだと思う。障害者は歴史的に見ても地域で一緒に暮らすことがその原点だと思う。

2 障害者自立支援法の廃止について 
(園田)長妻大臣が「廃止します」と発表したが、新聞には「廃止」だけが印象として伝えられてしまい、「すぐ廃止」してどうするのかと多くの方々が不安を感じてしまった。大臣にはくれぐれも新しい制度は段階を経て、その決定過程に当事者の方々に参画していただいた上で制度設計をしていくので時間がかかることを伝えてほしいとお願いしていたし、そのように大臣はコメントされていたが、新聞等にはその肝心なコメントはほとんど掲載されなかった。
 障害者自立支援法は介護保険との統合論がささやかれ、障害者の方々に大きな不安を与えることになったり、障害当事者にとってきちんと納得のいくプロセスが必要だったにもかかわらず、それがないままに法案が成立した。反省を活かし、当事者参画の中で制度を作っていくことを考えていて、新しい法案成立までには4~6年が必要だと考えている。
 あわせて、緊急に取り組まなくてはいけない案件については、障害者自立支援法の改正というかたちで対応し、虐待防止や差別禁止など個別の案件にも必要に応じて取り組んでいきたい。

(衛藤)障害者自立支援法の内容を大きく改善するみなおし案が廃案になったのは非常に残念であった。
確かに障害者自立支援法は、現場で起きていることがらに対してきめ細かな検証が不足していた。また、介護保険への統合もあるかもしれないという意味で視野に入れていたことも確かである。そのことに関して障害当事者から反発を受けたりした。反面、成立後の制度の見直しには積極的に取り組み、とりわけ相談支援の充実については、しっかり取り組ませていただいた。
相談支援が必要だと強く思ったのは、重症心身障害者の親子が心中をするという事件があり、「相談支援がしっかりしていて正しい情報が伝えられていればこのようなことにはならなかった」と思ったからであり、改正案もこの相談支援を中心に、移動支援の充実や発達障害を加えること、グループホーム入所者のための住宅手当などすぐにでもやるべきことが多く盛り込まれていた。
民主党には緊急にやるべきことを早くやってほしいとお伝えしたい。

3 障害者の働くについて。
(園田)「障害者の働く」はサービスではなく、いかにサポートするかという観点で推進したい。
(衛藤)大分県にある太陽の家のような肢体不自由の方々の働く場は、昔から少しずつ整備されていたが、知的障害者の働く場は障害者自立支援法の施行により広がってきた。どんな障害があっても働く喜びを感じることのできる社会にすることが必要である。
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